【カンボジアの交通手段】バスにタクシー、トゥクトゥク、バイクタクシー:値段交渉のコツは?

旅といえば何を思い浮かべますか?食べ物、名所めぐり、現地の人々との交流・・・などなど、色々あると思います。でもやっぱり忘れてはいけないものがあります。そう、移動の楽しみです!移動中に出会う人、流れていく美しい景色・・・全てが一瞬でありながら、一生の思い出になり得るのです。

さて今回は、カンボジア国内の移動手段について紹介していきます。移動手段について、プノンペンやシェムリアップなどの市内交通に加えて、国内の長距離移動手段に関しても扱いますよ!

タクシー

カンボジアを走っているタクシーには、メーター制交渉制の2種類があります。

メーター制タクシーはプノンペン市内限定になるのですが、流しのものが少ないため電話で予約して配車してもらいます。おおよその目安としては初乗り2kmまで4000R(リエル)(日本円で110円ほど)、以後1kmごとに4000R加算されていきます。料金体系に関しては日本のタクシーとあまり変わりありませんね。

一方の交渉制タクシーは、半日・1日単位でタクシーをチャーターし、観光地などを巡ってもらうという使い方をします。カンボジア国内は基本的にタクシーの数が少ないので、タクシーを自分で探すのは難しいんです。ホテルなどで手配してもらいましょう。車種や人数、利用時間(日数)などによってチャーター料金は変わってきますので運転手に尋ねてみるといいですね!

タクシーの台数が少ないこともありますので、よほどのことがない限りは交渉制タクシーの利用がオススメです!

ちなみに、プノンペン市内の対応している地域に関しては、あとで紹介する「バスアップ」や「イツモ」などの配車用スマホアプリが使えます。スマホでタクシーを呼び出せてとっても便利ですよ!

トゥクトゥク

カンボジアで「移動手段」といったらこいつです。トゥクトゥクですね。バイクの後ろに座席を取り付けて走るもので、普通は屋根もついているので思っている以上に便利です。トゥクトゥクの利用頻度は高いと考えておいた方がいいでしょう。

トゥクトゥクで困ったこととしてよく聞くのは、やっぱり運転手との値段交渉です(笑)。

ぼったくりを防ぐコツとしては、次の二つがあります。

1.金額の上限を利用前に約束する

先に料金の上限を確認しておけば、まず降りる時にもめることはありませんでした。

2.目的地は誰がみてもわかるような場所にしておく

細かい場所を告げると「わからない」とか「遠すぎる」とか、いろいろ言われた後に値上げされます(笑)。誰でも知っているような場所であればとぼけることもできません。ぜひ覚えておいてください!

トゥクトゥクを呼び出せる便利なアプリ

メーター制トゥクトゥクは、アプリからの配車で初乗り3000R〜4050Rと、日本円で80円〜110円ほど!非常にお得ですね!アプリにはPassAPPiTsumoの2種類があり、使い方は2つともほとんど同じです。タクシーの呼び出しもできるようになってきているのでとっても便利です。

アプリは英語表示に対応しているのでラクラク操作できます。ただ、トゥクトゥクの運転手は地図が読めないことが多いので(笑)、トゥクトゥクに乗る際には再度目的地を確認し、走っている最中も本当に指定通りの道を進んでいるかどうか確認しましょう。また降りる際にはしっかりとアプリの画面を見せて、画面の金額以上は払わないことをきちんと伝えるようにしましょう。

PassAPPの広告。使いやすそうですね!

ちなみに、画面に表示されるのはリエルですが、アメリカドルでの支払いも可能です。支払いにドル払いを使う場合は、お釣りがないことが多いので細かい紙幣で払うようにしましょう。

また、乗車の際にはリクエストしたドライバーのトゥクトゥクのナンバーと顔写真がアプリに表示されたものと一致しているかどうか確認しましょう。少しでも一致しないな、と思ったら安全のために乗らないようにするのがベストです。

トゥクトゥク呼び出しアプリを活用して、楽しい旅をしてくださいね!

バイクタクシー

プノンペン市内やシェムリアップ市内の近距離移動には、バイクタクシーも便利です。普通の2輪車の後部座席に座るだけのものなのでトゥクトゥクよりは料金が安くなっています

英語が通じない場合が多いので利用する際には少々大変かもしれませんが、個人的な感想としては慣れてくると交渉なども簡単にできるので、安ければ安いほどいいという人はバイクタクシーの利用をオススメします!

値段交渉ってどうしたらいいの?

トゥクトゥクやタクシーの値段交渉は、カンボジアの移動手段を考える時にとても大切です。慣れてくるとすぐにできるのですが、慣れていない間は日本人の優しさが出てしまって少々高くてもすぐに乗ってしまいがちです。しかし、不当に高い値段を認めてしまうことは、現地の経済にも影響を与えてしまいますし、断るべき時はきっぱりと断るようにしましょう。

交渉で大切なのは、乗車前」に運転手との間で約束を交わすことです。

例えば2ドル以上は払わないと決めるなら、”Between You and I promise,2 dollars.”
こんな文法が大破した英語でも十分通じます。相手に伝える姿勢が大切です。

大事なのは気持ち!文法は二の次です。

交渉の結果、断る必要があることも出てくるでしょう。

その時には”Thank you,but I will not take.”みたいにいえば伝わります。その時に申し訳なさそうに言うのではなく、私と交渉に応じてくれてありがとう、という気持ちを込めて、必ず感謝の気持ちを添えて笑顔で伝えましょう。

カンボジアのドライバーは断られることに結構慣れているので、後味の悪いものにはなりません。納得の行く方法で、充実した移動にしていきましょう!

その他の市内交通

レンタルサイクル

プノンペン市内のホテルでは自転車やオートバイを借りることができます。シェムリアップでは旅行会社のカウンターや商店の軒先などで貸し出しを行なっていることが多いです。

貸し出し手続きの際にパスポートを預けるか、保証金を出すことのどちらかを求められますが、パスポートの原本を渡すことは何かトラブルがあった際に困るので、原本を渡すのは控えましょう。できるだけ保証金を出すほうを選択するようにしてください。

人力自転車

プノンペン市内以外ではほとんど見かけることがありませんが、自転車の前に座席を取り付けた、ちょっと不思議な形をした人力タクシーもあります。

町の人は皆「シクロ」と呼んで愛しているこちらの人力車ですが、外国人観光客が利用するとなると基本的には1日単位でのチャーターになります。1日おおよそ15アメリカドル、日本円で1,700円ほどが相場です。

揺れが心地よいので、プノンペン市内観光の際にはぜひ利用してみてください!

長距離移動

大型バス(長距離)

ここからはカンボジア国内の長距離移動手段を見ていきましょう。カンボジア国内をくまなく結んでいるのがバスです。ほとんどのバスが座席指定制なので、座席を利用できないというようなことはほとんどありません。安心ですね!

最近では日本の夜行バスのように、深くリクライニングができたり、トイレ・飲料水・おしぼりなどのアメニティサービスも充実してきたりしていて、どんどんサービスが向上しています!

ただ、暑いカンボジアに対応するためにかなり強く冷房が効いているので、羽織れるものが必須になってきます。

また車内での盗難も稀に発生するので、貴重品は鍵のかかるスーツケース内などに入れておきましょう

夜間に移動する時は寝台バスになることも!

最近はサービスを最低限にする代わりに料金が格安のバス会社なども出てきていますが、あまり安全とは言えないのが正直なところです。できるだけメコン・エキスプレスジャイアント・アイビスなどの良質で評価の高いバス会社を使うようにしましょう。

特にメコン・エキスプレスは社内でスピードを制限する教育を徹底している他、トイレ付きなどは当たり前で、軽食などのサービスまで付いてくるという大変質の良い運行をしてくれます。当然ながら外国人観光客からの支持率も高いです。

飛行機(長距離)

カンボジアの国内線航空機に関してですが、現在運行されているのはプノンペン〜シェムリアップ間、シェムリアップ〜シアヌークビル間、プノンペン〜シアヌークビル間の3路線のみで、非常に限定的です。

カンボジアの飛行機を利用する時の注意点は・・・

1 余裕を持ったスケジュールを立てる

2 ダブルブッキングに気をつける

3早めに空港に着いておく

日本の国内線ほどは定時出発・定時到着率が高くないので、余裕を持ったスケジュールを立てることが重要になってきます。特に雨季はフライト自体がキャンセルになることが多く、注意が必要です。

また他人と予約が重複してしまうダブルブッキングもかなり多いので、日本から予約をした場合はもちろんのこと、現地で予約や購入をした場合であってもフライトの前日と当日に「リコンファーム(予約の再確認)」を行いましょう。航空会社に電話して、”Reconfirm,please.”と言って、予約番号や氏名を伝えれば大丈夫です。

搭乗手続きや航空保安検査などは日本の空港とさほど変わりませんが、言語の壁で手続きがトラブることも。迅速な手続きのために、2時間前には空港に着いておくのが望ましいです。

プノンペン国際空港の様子。こじんまりしていますね。

国内線に就航している主な航空会社ですが、カンボジア・バイヨン航空カンボジア・アンコール航空バサカ航空の3社になります。機材が比較的新しいことと国際線における実績もかなり積んでいることから、安定した運行をしているのはカンボジア・アンコール航空ではないかなあという印象を受けます。

慣れない外国での旅、やっぱり信頼できるところを使いたいものです。色々調べながら、あなたにぴったりの航空会社を見つけて、空の移動を楽しんでください!

シェアタクシー(長距離)

カンボジアの旅をするとき、比較的長距離になった場合に効果を発揮するのが乗合タクシーです。

個人でチャーターするタクシーとは違って、いろんな場所でお客を拾っていきます。道路の脇で手をあげていると止まってくれるので、乗車する前に運転手と値段の交渉をします。

まっすぐな道であれば40kmで5000R〜7000R(日本円で130円から190円くらい、アメリカドルであれば1ドルから2ドルくらい)が相場ですよ。ちなみに距離感としては、カンボジアの道路事情からすると1時間ほど走ったら40kmぐらいだと考えてください。

ここまでいっぱいには乗りません(笑)

車の中ではたくさんの人との出会いがあることもあれば、途中で誰も乗ってくることなく貸切状態、なんてこともよくあります。様々な旅の物語を楽しんでいきましょう!

その他の移動手段

タクシーのチャーター(郊外へ)

郊外にいきたいと思った時に便利なのが、車のチャーターです。日本の車のチャーターといえば基本的にレンタカー形式ですが、カンボジアではドライバー付きになります。

予約はホテルや旅行会社でできるので、結構使い勝手がいいです。おおよそ1日単位で、利用時間内であればどこへでも連れて行ってくれます。最近では、そんなに数は多くないものの日本語ガイド付きの会社もあるので、安心してお願いできる環境になってきています!

車種や時間、ガイドの質、話せる言語などによって料金は異なってきますので運転手と交渉してみましょう。

ミニバス

カンボジアでよく見かけるのがミニバスです。だいたいはバン車をバスとして走らせているもので、郊外の都市までの移動に使われているようです。

バスによっては座席が埋まり次第出発というようなアバウトなものもあるので、客が少ないとなかなか出発しないこともあります。できるだけ客が多そうなバスを選んで、効率よく旅をしましょう。

中には荷物の量などによって運賃を交渉する交渉制のバスもあります。不当な値段を提示された場合は、他の交通機関と同様、きっぱりと断って他のミニバスをあたりましょう。

なお定額運賃制のミニバスに関しては、大型バスのようにバス会社のオフィスでチケットを購入することで利用できます。

ぜひ郊外への旅にはミニバスを使ってみてくださいね!

あまり使われることはないのですが、船も交通手段の1つではあります。

プノンペン〜シェムリアップ間と、シェムリアップ〜バッタンバン間のトンレサップ湖経由ボートが運航されているんです。

あまり波立たないトンレサップ湖をスイスイと風情たっぷりに進むその様子は、旅にさらなる味わいを加えてくれることでしょう。

屋根の上まで人がびっしり。落ちちゃいそう(笑)

ただ、結構安全面にいい加減なところがあるので(笑)、その辺に気をつけてで乗船してくださいね!

ピックアップ

ピックアップとは、簡単に言ってしまえば軽トラックのことです。軽トラックの荷台に人や荷物をこれでもかというほどに詰めこんで、郊外へ向けて走ります。日本の昭和の風景をみているようで、異国なのにどこか懐かしい感じがします。

プノンペンやシェムリアップなどの観光大都市では大型バスやトゥクトゥクに移動手段の座を譲ってしまいましたが、地方都市では今でもたまに見かけます。

乗り終わった後に腰が悲鳴をあげることがたまにあるものの、それも良い体験としてなんだか笑って過ごせるような気がします。

見かけたらぜひ、ピックアップを利用してみてくださいね!

まとめ

いかがでしたか。カンボジア国内には様々な移動手段がありますが、どれもメリット・デメリットを持っています。旅の目的や日数、予算などと相談しながら、あなたにぴったりの移動手段を選んでくださいね!