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【プレアヴィヒアの観光情報と行き方】世界遺産『天空の寺院』があまりにも凄い!

世界遺産「プレアヴィヒア」。標高600mのところにあることから『天空の寺院』とも呼ばれています。

シェムリアップから100km以上もあり移動が大変ですが、行くだけの価値がある場所だと言えます。

今回は存分に楽しむための、プレアヴィヒアの観光情報と行き方を紹介します!

プレアヴィヒアとは

プレアヴィヒアは、9世紀にクメール人によって建設されたヒンドゥー教寺院です。

標高約650mのダンレク山地の頂上にあるこの寺院はカンボジアとタイの国境に跨る形で存在しており、タイ名は「カオ・プラ・ウィーハン」となっています。

2008年にはカンボジアで2番目の世界遺産に登録されましたが、両国による領有権問題が長く続いています。またカンボジアの紙幣をよく見ると、2000リエル札にも印刷されています。

プレアヴィヒアの場所↑

天空寺院『プレアヴィヒア』を回る

麓から頂上へ

麓の様子

シェムリアップからバンに乗って3〜4時間すると寺院の麓に到着です。入場料10ドルを払って、チケットを買いましょう。タイとの国境ということで、セキュリティーの問題上パスポートを提示する必要があります。

チケット購入後は山頂の寺院を目指して、ソンテウに乗り込みます(所要時間:10分 料金:約4ドル)。歩くことも不可能ではないですが、かなり疲れるのでよほど好きでない限りは、ソンテウへの乗車をおすすめします。

荷台に椅子を取り付けたソンテウ

山道をソンテウで駆け上がります。

ソンテウは入口の少し手前で止まります。乗降所には屋台やお土産屋が集中的に軒を連ねています。お腹が空いていたら腹ごしらえをしてから寺院に向かいましょう。

重厚な寺院

プレアヴィヒアの入口へは、石畳を登って行きます。少し傾斜もきついですが、もう一踏ん張りなので頑張りましょう。走行すると寺院に到着です。正直どこからが寺院か分からないほど、入口の境界が曖昧で遺跡は全体的に壊れかけのものが多いです。

入口の看板

この石畳を上ると到着です。

9世紀にクメール人によって建設されたのち、11世紀に改築された遺跡は4つの階層に分かれています。各階層は800mにも及ぶ長い道で繋がれており、手前の層を通過しないと遠くの層が見えないように工夫されています。

全体図

道が続いています。

寺院は全体的にギリシャの神殿とアンコールトムを想起させるような重厚感に溢れており、まるでRPGの世界に迷い込んだかのように感じることでしょう。特に、神々のレリーフが美しいと人気を集めています。

寺院の様子1

寺院の様子2

神を模したレリーフ

内戦で使われた大砲の跡

ちょっとしたイベントが行われていることもあります。

眼下に広がる絶景

寺院を最深部まで進むと、崖が現れます。地平線まで続く雄大な景色は、言葉も出ないほどの絶景です。

特に晴れていると空の青と森の緑の対比が美しく、プレアヴィヒアが「天空の寺院」と言われる所以がわかります。

夕日も綺麗に見えます。

ただ1つ注意しなければならないのは、安全装置が全く設置されていません。あまりに前に前に進むと崖から転落といった惨事にもなりかねないので注意が必要です。

パスポートを持って行く

入場のところでも書きましたが、プレビヒアに訪れる際にはパスポートが必須です。タイとの国境にあるということもあって、情勢は不安定で、かなりセキュリティーには注意が払われています。

もし忘れると、シェムリアップから4時間かけてきたのが、徒労に終わる可能性もあるので、くれぐれも忘れずに持っていってください。

服装に関して

プレアヴィヒアは山頂にある上、少し滑りやすい石畳もあります。服については、さすがに反訴や短いパンツでは寒いので、長袖と長いパンツを着ることをおすすめします。

また山はころころ天気が変わるので傘もしくはカッパを持って行くことも忘れないようにしましょう。靴についてですが、スニーカーを履きましょう。平地では圧倒的にサンダルの方が楽なのでそのまま登ってしまいそうですが、滑って危ないのできちんとしたスニーカーで行く方がベストです。

領有権問題

神秘的なプレアヴィヒアですが、長く領有権問題に悩まされています。

1962年に国際司法裁判所によってカンボジア領と認定されましたが、2008年世界遺産に登録されたことで再び領有権を主張する争いが勃発し、両国の軍によるにらみ合いが続きました。

そして2011年、死傷者数十人をだす悲惨な紛争が生じました。その後タイの首相らによる和平への道が歩まれ、関係は持ち直したものの、現在でも警察官や軍関係者が多く遺跡で警戒しています。外務省もプレアヴィヒアの安全情報をレベル1に引き下げましたが、未だ観光客は少なめです。

警備員が道中や寺院内にもいます。

地雷の危険に関して

普通にプレアヴィヒアを訪れるなら、北側の参道から登って行くことになりますが、脇道に逸れて東側の参道に行けないこともありません。これは絶対にやめましょう

東側はまだ地雷の撤去が十分ではなく、地中に残っている可能性がゼロではないようです。順路に沿って進みましょう。

周辺の遺跡

プレアヴィヒアを訪れた際に一緒に訪れたいのが、コーケー遺跡とベンメリアです。

コーケー遺跡は、10世紀に建立された大小30ほどの寺院によって構成されています。都が置かれていたのはわずか10数年ということで、ひっそりとしていますが、どこかマチュピチュを思い出すような神秘さを感じます。

特にプラサットプラムは大木に飲み込まれており、長い歴史を感じずに入られません。

プラサットプラム

ベンメリアは、11世紀末ごろにかけて建立された巨大な寺院です。現在では勾配が激しく原形をとどめていませんが、アンコールワットとの共通点が非常に多くあります。こちらは天空の城ラピュタのモデルになったとも言われており、ジャングルの中に立派に建っています。

複雑な構造になっています。

確かに、ラピュタっぽいですね!

プレアヴィヒアへの行き方

カンボジア側から行く場合

カンボジア側からプレアヴィヒアに行く場合は、ネットであらかじめコースに申し込むか、もしくは現地のゲストハウスでプレアヴィヒアに向かうバンを探すかになります。

いずれにしてもシェムリアップから片道3〜4時間程度かけて向かうことになります。

ネットについてはおいておき、ゲストハウスでバンを探す場合ですが、日本人宿から発着しているものを利用すると便利です。

有名なクロマーヤマトゲストハウスなどのゲストハウスには、食堂や入口等目立つ場所のホワイトボードや黒板にプレアヴィヒア行きのバンが発着する旨の連絡が書かれています。版は基本的に10人乗りで、1人あたり10〜15ドルほどで行くことができます。

クロマーヤマトゲストハウス

タイ側から入る場合

タイ側からプレアヴィヒアに行く場合は、車をチャーターして行くことになります。相場は往復500〜600B(1600〜2000円)で、所要時間は約1時間です。運転手との交渉が基本となるので、ぼったくられないようにだけは気をつけてください。

タイから入る際の入場手続き

プレアヴィヒアは一応カンボジア領となっていますが、タイから行く場合でも入管を通ったりという面倒な作業はありません。ただタイではプレアヴィヒアを国立保全森林地域に指定しているため、その管理料という名目で100B(300円ほど)徴収されるシステムになっています。

まとめ

いかがでしたか。自然豊かなプレアヴィヒア。領有権問題もあって、近年は観光客が少なめです。基本的に大丈夫ですが、自分の安全は自分で守りましょう。

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