【プノンペン観光のモデルコース】観光に必要な日数は?人気観光名所12選も紹介!

カンボジアの首都、プノンペン。アンコールワットがある、シェムリアップに並ぶ、観光客数を誇る人気観光都市です。

今回はそんな、プノンペンの定番の観光名所を12選にまとめて紹介していきます!さらに、観光のモデルコースも記事にしてみたので、参考にしてみてください!

3泊すれば120%楽しめる!プノンペン観光のモデルコース

見どころいっぱいのプノンペン、余すところなく観光するには何日くらいかかるのか気になりますよね。

結論から言うと、最低あれば重要観光スポットを訪れることができます。「プノンペンで絶対行きたい観光名所12選」のほとんどを回ることができるモデルケースを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

こちらのモデルコースですが、1日ごとに簡単に解説していきます。

1日目

プノンペン国際空港からプノンペン市街地に移動したら、まずは市民に愛されるプノンペンのシンボル、独立記念塔に行きましょう。ここで記念撮影をしなければプノンペン観光は始まりません!そのあとはトゥクトゥク に揺られながら市内を観光し、ホテルに近いマーケットセントラル・マーケットオリンピック・マーケットがオススメです)でご飯にするのが良いでしょう。

2日目

3泊4日の強行軍、2日目は盛りだくさんの1日になりそうです。シルバーパゴダ王宮を観光してカンボジア王室の繁栄を体感し、そのあと国立博物館を訪れてカンボジアの悠久の歴史に触れましょう。国立博物館では民族舞踊、ショープラエ・パカアも必見ですね。

3日目

3日目はカンボジアの悲しい歴史を学ぶ1日。キリング・フィールドトゥール・スレン虐殺犯罪博物館を訪れます。キリング・フィールドはプノンペン市街から10キロほど離れたところにあるので、半日がかりの観光になります。時間には余裕を持ってくださいね。同じくポルポト時代の歴史を伝えるトゥール・スレン虐殺犯罪博物館もその日のうちに訪ねるのがオススメ。何日にも分けると精神的にかなりきつくなってしまいかねません。帰り道にロシアン・マーケットに立ち寄ってお土産探しをすると、観光気分が立ち直りやすくなるかも。

4日目

最終日は市の北部・北東部を観光します。ワット・プノンシルク・アイランドを巡りましょう。

プノンペンで絶対行きたい観光名所12選

1シルバーパゴダ

シルバーパゴダ

シルバーパゴダ

シルバーパゴダは王室と歩みを共にしてきた、由緒正しいお寺です。王宮に隣接するこのお寺では王室の菩提寺として、王室の仏教行事が代々行われてきました。宗教を否定したポルポト政権下で、多くの宗教的文化財が破壊されましたが、シルバーパゴダは外国に文化遺産保護アピールをするために、破壊を免れ現在に至っています。

そんなシルバーパゴダですが、正式名称は「ウォアット・プレアハ・カエウ・モロコット」と言います。これは「エメラルド仏の寺院」という意味で、小さなエメラルド製の仏像が鎮座していることに由来しています。

エメラルドの仏像

エメラルドの仏像

では、なぜ「シルバーパゴダ」と呼ばれるかというと、床に5329枚の純銀のタイルが敷き詰められているからです。一枚の重さが1.125キロもあるので、約6トンもの銀が使われている計算になります。カンボジア王室の豊かさが伺えますね。

他にも重さ約90キロ、2086個ものダイヤモンドを散りばめた黄金の仏像や、1650点にものぼる仏具など、シルバーパゴダには宝物がいっぱい。内部の写真撮影は禁止されているので、ぜひその目でご覧になってくださいね!

僧侶が集まって祈りを捧げています。

僧侶が集まって祈りを捧げています。

シルバーパゴダの場所↑

2王宮

王宮正面口

王宮正面口

1866年に築かれたカンボジア王宮は、ノロドム王から現在のシハモニ国王まで、歴代の王が生活してきました。当初、宮殿は木造だったのですが、1919年にフランス人建築家によって、現在のきらびやかなデザインに改築されました。

広い敷地に入るとすぐ目に入るのが、王宮を象徴する建物である、即位殿です。白亜の円柱に金色の壁、天に向かってそびえ立つ尖塔はカンボジアの青い空に良く映えますね。

プノンペンの即位殿

即位殿

ライトアップされた姿

ライトアップされた姿もカッコいいですね。

王宮の内部の様子

王宮の内部の様子

王宮に入場する際の注意点として、正門からは入場できないことに留意してください。正門は国王や王室が通る場所とされているため、王宮へ入場する際はシルバーパコダと共通の通用門から入ることになります。

加えて、膝上のスカートや短パン、ノースリーブの服や帽子などは着用禁止です。ドレスコードがしっかりあるのも王宮らしいですよね。

王宮の場所↑

3トゥール・スレン虐殺犯罪博物館

 トゥール・スレン虐殺犯罪博物館

トゥール・スレン虐殺犯罪博物館

当時の姿のままの拷問室と拷問器具が残された異質な空間。一度立ち入れば明らかに空気が変わるのを感じます。このトゥール・スレン虐殺犯罪博物館は、その名の通り、ポルポト政権による拷問・虐待行為を後世に伝えるべく、作られた博物館です。

説明文

説明文

元々は高校の校舎であった建物なのですが、「革命に学問は不要」と断じたポルポト政権下では高校としての機能を果たすことなく、「革命を妨害する反革命分子を暴くため」の施設として転用されました。

当時は存在自体が秘密にされていたため正式名称はなく、S21(Security Office 21)という無機質な番号で呼ばれていました。S21には記録に残るだけで2万人もの人が収容されましたが、生きて出られたのはわずか8人。想像すらできないほどの過酷な環境であったことが窺えます。

博物館の中は、当時の姿ができる限りとどめられており、当時なかったものは囚人や拷問の様子を写した写真が飾られている程度です。

館内の様子

館内の様子

展示されている絵

当時のポルポト政権の残酷さ

当時のポルポト政権の残酷さが伺えます。

実際の館内には、これらの写真以上にグロテスクな写真や絵が展示されているので、見学に行く際には覚悟しておきましょう。

確かに、トゥール・スレン虐殺犯罪博物館は、キリング・フィールドと同様、ポルポト政権下の悲劇をダイレクトに受け止めることとなる大変ヘビーな施設です。ですが、カンボジアという国を知るためには一度は訪れるべきだと思います。

平和を祈願した鐘

平和を祈願した鐘

トゥール・スレン虐殺犯罪博物館の場所↑

4セントラル・マーケット

セントラル・マーケット

セントラル・マーケット

プノンペン最大のマーケットがこのセントラル・マーケット。スターウォーズに出てきそうな独特なデザインの建物が印象的です。マーケットの中央はドームになっており、そこからは放射状に何本もの通路が走っています。

対称的なデザインのため、気を抜くとすぐ迷子になってしまうので気をつけてくださいね!

マーケットの正面

マーケットの正面

ドーム内の様子

ドーム内の様子

プノンペン市民の生活を支えるセントラルマーケットにはなんでも売っています。ドーム内には宝石店や貴金属店が多く、外側には生活必需品や食料品を扱うお店が広がっています。

特に食料品は非常に充実しており、ピチピチの魚に各種のお肉(鶏はその場でしめてもらえます)、新鮮な野菜にトロピカルフルーツ、その場で食べられるベトナム料理など美味しそうなものでいっぱいです。台所付きの部屋を借りて、マーケットで買った食材で料理するなんていうのも楽しそう!

お土産に買う

お土産に買うのもいいですね!

新鮮な野菜もある

新鮮な野菜も!

魚、、よりも店主の方が気になりますね笑

魚、、よりも店主の方が気になりますね笑

セントラル・マーケットの場所↑

5カンボジア国立博物館

カンボジア国立博物館

カンボジア国立博物館は王宮のすぐそばにあります。王宮やシルバーパゴダと合わせて、1日で観光できるのも嬉しいですよね。

この博物館には先史時代からフランス植民地時代までの種々の遺物がカンボジア全土から集められ、回廊型の展示施設に安置されています。

その中でも最大の見所が、プレアンコール朝(9世紀以前)からアンコール朝最盛期(13世紀)までの間の、クメール美術の遺産です。クメール美術を代表する彫刻が多数展示されており、そのエスニックかつ神秘的な美しさに、息を飲むことでしょう。

館内の様子

特にオススメなのが「8本腕のヴィシュヌ神像」「横たわるヴィシュヌ神の胸像」「ジャヤヴァルマン七世像」です。

8本腕のヴィシュヌ神像は、ヒンドゥー文化の模倣から始まったクメール文化が独自性を萌芽させていくのが見て取れます。

8本腕のヴィシュヌ神像

横たわるヴィシュヌ神の胸像は、元々はヴィシュヌ神のへそからブラフマーが誕生する瞬間を切り取ったものでした。今やその胴体は失われてしまっていますが、高さ114cmもあるこの像は、私たちの目を捉えて離しません。

横たわるヴィシュヌ神の胸像

ジャヤヴァルマン7世像は、シンプルなデザインによって質実剛健であった偉大なる王の魅力を余すところなく表現しています。

ジャヤヴァルマン7世像

彫像には詳しい説明がつけられていないので、イヤホン型の日本語音声ガイドや現地のガイドさんを頼むのがオススメですよ!

カンボジア国立博物館の場所↑

6ロシアン・マーケット(正称:トゥール・トンポン・マーケット)

ロシアン・マーケット

昔周辺にロシア人が多く住んでいたことからこの名がついたロシアン・マーケットは、正しくはトゥール・トンポン・マーケットと言い、ローカル色の強い活気溢れる市場です。

このアジアンな雰囲気に惹かれる観光客も多く、市場の路地はいつも人であふれんばかり。雑貨や骨董品など観光客に人気な土産物を売る店は、市場の南側・南西側に集まっています。お土産を探すならロシアン・マーケットに来れば間違いありません!

現地の人が夕食などにも利用しています。

食べ歩きしながら、過ごすのもいいですね!

人があまり来ないのでしょうか…笑

ロシアン・マーケットの場所↑

7ワット・プノン

ワット・プノン

ワット・プノン(=丘の寺)は市街地からほど近く、街中観光のついでにふらっと立ち寄るのに丁度良いスポットです。

伝説によると、この寺は裕福な未亡人のペン夫人が、メコンの川岸に流れ着いた4体の仏像を祀るため、小高い丘の上に建立したと言います。いつしかその丘は、ペンさんの丘(=プノン・ペン)と呼ばれるようになり、プノンペンという地名が生まれたそうです。1372年に建てられたワットプノンは、現在までこの町の象徴、「市民の憩いの場」として愛されています。

ワット・プノンの場所↑

8独立記念塔

独立記念塔

プノンペンのシンボル、「独立記念塔」は1953年に達成されたフランスからの独立を記念して建てられました。

アンコール朝建築の意匠を取り入れたデザインはとても雄大で、カンボジアという国家の誇りが伝わってきます。記念撮影にぴったりの、市内観光定番の人気スポット独立記念塔にぜひ一度立ち寄ってみてくださいね!

パレードが行われるときは、街中から人が集まります!

ライトアップされた景色もイイですね!

独立記念塔の場所↑

9プラエ・パカア

国立博物館の屋外で開催される伝統アートパフォーマンス、「プラエ・パカア」。

・ミュージカル形式のもの
・演劇形式のもの
・アプサラ・ダンスや仮面舞踊などに代表される、カンボジアの宮廷舞踊や各地方の伝統舞踊を踊るもの

と、演目は3種類あり、日替わりで異なる演目が上演されます。特にオススメなのが、火曜日と金曜日に行われる、ヤエキーと呼ばれる演劇です。カンボジア人の誕生から死別までが民族舞踊を通して描き出され、カンボジア人の死生観に触れることができます。

影絵芝居の「スバエク」

豪華な装飾ですね!

劇の様子

10キリング・フィールド

キリング・フィールド

キリング・フィールドはトゥール・スレン虐殺犯罪博物館と並ぶ、カンボジアの「負の遺産」を伝える観光地です。ここは、S21(現在のトゥール・スレン虐殺犯罪博物館、ポルポト時代の収容所)の囚人が処刑された地です。一日300人もの人々が、でっち上げの「自白」(実際は拷問に耐えかねて政権側が望む「答え」を創作した)をした結果、殺されていきました。

拷問が行われた木

館内の展示の様子

カンボジアの青空の下で起きたとはにわかには信じがたい、むしろ信じたくないポルポト時代の悲劇が、日本語音声ガイドの解説や生存者の体験談、クメールルージュの元構成員の証言などで語られます。カンボジアの人々が何を乗り越えて現在の発展を実現したのか、彼らの根底にある大切なものを知る貴重な体験ができるかもしれません。

キリング・フィールドの場所↑

11オリンピック・マーケット

オリンピック・マーケット

オリンピック・スタジアムのすぐ南にある、3階建ての大型屋内マーケットがオリンピック・マーケット。雑貨と食料品メインの1階、色とりどりの布地や宝石・貴金属売り場の2階、仕立屋さんや衣料品店が軒を連ねる3階、と階ごとに異なる雰囲気を味わえます。1階で腹ごしらえをしてからお気に入りの服をじっくり探す、なんて楽しみ方もできそうですね。

日本では見ない、面白い食材も見つかるかも!

市場内のご飯屋さん

日用品ももちろん揃います。

3階の帽子屋さん。種類が多すぎて選べませんね!

オリンピック・マーケットの場所↑

12シルク・アイランド

シルク・アイランド

メコン川に浮かぶ「シルク・アイランド」は、その名の通り絹織物業が盛んな小さな島です。

島内には「シルク・アイランド・コミュニティ」という屋外展示施設があり、絹織物の生産過程を見学したり手織り機やカンボジア独特の黄色(黄金色)の繭を見たりすることができます。きめ細かく編み込まれた色とりどりの絹織物を見ると、カンボジアの手工業のレベルの高さに、賞賛の意を表さずにはいられません。

製造過程を見学できます。

アクセスは、日本・カンボジア友好橋を渡って国道6号線を道なりに北上すること20分、そして渡し場からフェリーで5分。ただし、2019年6月まで日本・カンボジア友好橋は改修中なので、現在は国道6号線に行くまで別のルートを通る必要があります。

フェリーで対岸まで渡ります。

シルク・アイランドの場所↑

まとめ

今回のモデルコースに限らず、自分が行きたいと思った観光地をピックアップして楽しんでください!

因みにプノンペンへの行き方については、「【プノンペンへの行き方】カンボジア国内外からのアクセス方法を完全網羅で徹底紹介!」で紹介しているので参考にしてください。

【プノンペンへの行き方】カンボジア国内外からのアクセス方法を完全網羅で徹底紹介!