【日帰り】プノンペン近郊の観光名所:お勧めスポット6選を徹底紹介![2018年]

プノンペンを拠点に日帰りで観光できるスポットがいくつもあります。今回は厳選して、プノンペンで日帰りで行ける観光名所6選を紹介していきます!

プノンペン観光が飽きちゃった人や、田舎の風景を楽しみたい人必見です!

1ウドン

プノンペン近郊の観光名所でイチオシなのが、このウドン遺跡群。1618年から1866年まで王都がおかれた由緒正しいところです。

250年も王都だったウドンには、歴代の王が宮殿や100以上もの寺院を建設しました。しかし、ベトナム戦争やカンボジア内戦によって多くが破壊され、当時の姿をそのまま残す遺跡は多くありません。

ウドンの遺跡群は丘の上にそびえています。ウドンに着いたらまずは丘の北側の頂上まで登り、そこからの景色を一望しましょう。そこには真新しい白い仏塔があり、そこからはカンボジアの美しい農村風景を見渡すことができます。ちなみにこの仏塔は2002年に建てられたもので、高僧の歯と骨が納められているんだそう。

長い階段を上ります。

上り終えたところに、白い仏塔があります。

プノンペンの田園風景を一望できます。

さて、丘の頂上の南側にはウドン遺跡群最大の見所である三つの古い仏塔が立っています。これらは、それぞれチャイ・チェター王(17世紀初頭)、ノロドム王(19世紀半ば)、モニボン王(20世紀初頭)によって建造されました。まさにカンボジア王室の歴史を物語る存在なんですね。特に、ノロドム王の仏塔に飾られた色鮮やかな花模様や、モニポン王の仏塔の精緻なレリーフに注目です!

仏塔群

仏塔に顔が刻まれています!

丘を下ると、1911年にシソワット王が昆虫した「18腕尺(約9m)の仏陀のビハーラ」と呼ばれる仏教寺院があります。微笑みをたたえた黄金の仏像は見るものすべてを穏やかな気持ちにしてくれるでしょう。

この寺院は特に内戦時代の損傷が大きかったのですが、現在は政府による修復作業が行われており、当時の美しさを取り戻そうとしています。

修復中の仏像

中世から現代までのカンボジアの歴史を感じさせるウドン遺跡群。丘の麓にはレストランやおみやげやさんも充実しています。プノンペンからの日帰りトリップにぴったりのおすすめスポットです!

麓の様子

ウドンの場所↑

ウドンへのアクセス

プノンペンから北へ40キロほどのウドンへはトゥクトゥクか車で行くことができます。トゥクトゥクは時間がかかる&乗り心地が微妙、ということで車がオススメです。

車の場合:約1時間半 40~50ドル
トゥクトゥクの場合:約2時間半 25~35ドル

2プノン・タマウ

ワット・プノン・タマウ

ワット・プノン・タマウには273年に建立されたと伝えられるお寺など、数々の遺跡がありました。しかし、カンボジア内戦でクメール・ルージュにより破壊されてしまい、城壁の一部しか残っていません。

現在のお寺は1984年に建てられた新しいもので、敷地には菩提樹や仏像などがおかれています。お寺の中は鮮やかな仏画に埋め尽くされ、気分はまるで極楽にいるよう。

プノンタマウ動物園

ワット・プノンのほど近くにある、プノンタマウ動物園。

名前は「動物園」となっていますが、野生動物の保護公演でもあります。現在も根深い問題である「密猟」によってどんどん数を減らすカンボジアの野生動物を保護するために作られたんですね。

園内にはライオン、ゾウ、トラ、クマ、シカ、サルなど多くの動物が住んでいます。小型動物は放し飼いにされているものもあり、とても近くで交流できます。

可愛い…!

大型動物とも遊べます!

園の敷地はかなり広く、大型動物は点在して配置されているので、徒歩で回るのは大変です。車やトゥクトゥクなどを利用しましょう。

プノン・タマウの場所↑

3キエンスヴァイ

プノンペン市民が日々の疲れを癒す場所、キエンスヴァイ。プノンペンから1時間ほどのところにある、メコン川の河畔にあるのどかなリゾート地です。

川の上に建てられた小屋で美味しいランチを食べ、ハンモックに揺られ、ぼーっとする。それがキエンスヴァイの楽しみ方です。

水上小屋でリラックス!

ご飯はプノンペンの街角の屋台料理と変わりませんが、空気の美味しいキエンスヴァイで食べれば、全然別物のように感じることでしょう。

屋台で売られている動物の肉

のんびりした空気に包まれて、身も心もすっかりリフレッシュ!カンボジアの人々の休日を味わうには絶好のスポットです。

キエンスヴァイの場所↑

4キリロム国立公園

シアヌーク国王も愛したキリロム国立公園。熱帯気候のカンボジアには珍しい、松林が広がっています。高原地帯にあるので、多くの人に愛される避暑地としても有名です。

園内には滝などの美しい自然が広がるほか、動物保護区でアジアゾウや絶滅危惧種の動物が見られたり、トレッキングなどのアクティビティができたりと様々な体験も可能です。

アジアゾウがいます。

特におすすめなのが、キリロムパインリゾート。日本人が経営するキャンプ型リゾートです。ITエンジニア育成に力を入れるキリロムエ工科大学と協力している、大変ユニークなリゾートなんです。

キリロムパインリゾートには7種類の宿泊施設があり、クメール建築風、カンボジアの農家住居風、土管型、テント型など個性あふれるものばかりです。自然の中にありながら、 Wi-Fiなどの現在生活に欠かせないものはしっかり揃えてあるので、ストレスのないキャンプ生活が楽しめるでしょう。

キリロムパインリゾート

土管型のテント

このリゾートが特に力を入れているのが、食。オープンエアーの建物に入っている、モダン・クメールレストランでは、自家製の新鮮な野菜をふんだんに使ったクメール・フルコースを堪能できます。

また、キャンプ場でのバーベキューなど、キャンプらしい食事も最高です。大自然の綺麗な空気を吸いながら食べればただでさえ美味しいご飯が絶品になっちゃいます。

もちろんバーベキューも最高です。

キリロムパインリゾートでキャンプ体験をしながら、キリロム国立公園で涼を取る。もはや日帰りではありませんが、大変オススメのスポットです。

キリロム国立公園の場所↑

5トンレバティ

トンレバティ

トンレバティは穏やかな空気が流れる小さな湖です。湖畔でのんびりと過ごす時間は格別の癒しタイムなので、外国人観光客のみならず、プノンペンなどから来たカンボジアの人々にも人気があります。

夕日が湖に反射して綺麗です…

また、近辺にはワット・タ・プロームやワット・ジェイポーなどの遺跡もあり、観光もしっかり楽しめちゃいます。

トンレバティの場所↑

ワット・タ・ブローム

ワット・タ・ブローム

ミニ・アンコールワットとも称されるワット・タ・プロームは、ジャヤヴァルマン7世によって建てられた寺院の遺跡です。12世紀後半に建立されたこの寺院は、もともと仏教寺院でしたがのちにヒンドゥー教寺院にと改修されました。そのため、寺の装飾はヒンドゥー的色彩が強くなっており、アプサラ(水の精)などレリーフが多く残っています。

また、トゥームレイダーの撮影にも使われたというこの遺跡は、巨木に飲み込まれつつあり、歩くだけでもワクワクした冒険気分になってきます。巨木の織りなす不思議な光景をぜひ堪能してくださいね。

ワット・ジェイポー

ワット・ジェイポー

ワット・ジェイポーはワット・タ・プロームの隣に位置しており、続けて観光することが可能です。アンコール朝の古代遺跡とクメール様式の新しい寺院との2つの建物が建っています。旧い方はこじんまりとした祠堂、新しい方は巨大な寺院、というギャップが面白いスポットです。

寺院内の仏像

コラム・ワット・ジェイポーの伝説

昔、アンコールから当時の王がこの地へやって来ました。王は美しい娘ジェイ・ポーに一目惚れし、ポーは王の子供を身ごもりました。王はその後アンコールに戻りましたが、別れ際に自身の指輪を形見としてポーに授けました。

ポーは息子プロームが成人すると彼に出生の秘密を打ち明け、指輪を渡してアンコールへ向かわせました。王は彼の指輪を見て息子だと気づき、王宮へ迎え入れます。

時が経ち、プロームが帰郷すると、そこには若く美しい頃のポーの姿がありました。母だと気づかなかったプロームは、あろうことかポーに求婚してしまったのです。

そこで、ポーは一夜のうちに早くお寺を立てた方が結婚するかどうか決める、という条件を出しました。

二人は早速お寺を建て始めましたが、ポーがある策を講じて勝利しました。

夜中に灯籠を空に上げ、プロームに明けの明星と勘違いさせたのです。プロームは夜が開けると思って作業をやめてしまい、ポーの勝ちとなりました。

勝負が終わってやっと母だと気付いたプロームは、過ちをポーに詫びてアンコールへ帰って行きました。

そして、この時に建てられた寺院が、このワット・ジェイポーなのです。

伝説を模した絵

6プノン・チソール

プノン・チソールは11世紀前半、プレアンコール時代に建てられたヒンドゥー教寺院の遺跡です。この寺院の建立は、壮大なるアンコール・ワットを建造する技術を培うこととなりました。

現在は、長い時を経て風雨にさらされたこと、そしてインドシナ戦争時に米軍の攻撃にあったことなどから、遺跡は損傷が激しくなっています。立入制限区画もあるので、安全には注意して観光しましょう。

当時の原型を留めていないものも多くあります。

プノン・チソールは丘の上に建っているので、そこまで行くには400段以上の階段を登らなければいけません。勾配もきつく、かなり疲れると覚悟を決めましょう(笑)

この階段を上っていきます。

しかし、頂上に着けばその苦労も報われます。一面に広がる緑の大地、点在する赤茶色の古代遺跡。思わず息を飲む、美しく壮大な景色が待っていますよ!

果てしない緑が広がっています。

遺跡自体も、サイズがダウンしたアンコール・ワットのようで、なかなか良い雰囲気をたたえています。遺跡から見下ろしてよし、遺跡を見上げてよしの大満足な観光名所です(体力は使いますが…)。

プノン・チソールの場所↑

まとめ

いかがでしたか。

プノンペン近郊にも楽しめる観光スポットがいくつもあります。車などをチャーターして、日帰りでいくつか観光するのがいいですね!