【徹底紹介】ミッチーナーへのアクセスと観光情報:ミャンマー最北の州都 [2018年]

ミャンマー最北の州都であるミッチーナー。第二次世界大戦では日本軍の侵攻も受けており、我々日本人とも無関係ではない町ですね。今回はそんなミッチーナーへの行き方と観光名所3選について紹介していきたいと思います!

ミッチーナー(Myitkyina)とは

ミッチーナー中央広場のお祭りの様子

ミッチーナーは、ミャンマー最北に位置するカチン州の州都で、街の名前の由来は、川を意味する「ミッ」、大きなを意味する「チー」、ほとりを意味する「ナー」の3つを組み合わせたものです。エーヤワディー川沿いに発展しているこの街の人口はおよそ15万人程度(愛媛県の今治市と同規模)で、中国との距離も100km程度と非常に近いため中国の影響を様々なところで受けています。現地に住んでいる人の多くは少数民族で、彼らは総称してカチン族と呼ばれています。

カチン族の民族衣装です

赤を基調としたなかなか派手なものですね

また、冒頭で日本軍の侵攻を受けたと書きましたが、戦後もミャンマー閣内の紛争の影響を受け、この地では内戦が収まりませんでした。その後英語話者も多く住むようになったため、現在では高等教育を受けた人の多くが英語を話すことができます。もし道に迷ったり、何か疑問が生じた時には気軽に現地の人に相談できる点は少し安心できますね。

ミッチーナーの高校生

ミッチーナーに現在も残されているものとして、慰霊碑や慰霊の寺院の存在があります。これは前書きで述べた日本軍の侵攻と大きな関わりがあります。直接戦闘を行ったのは日本軍と連合軍ではあるものの、その過程で現地の人々も多くが巻き込まれてなくなっていきました。これらの慰霊碑はそうした犠牲者を弔うためのに建てられたもので、ここを訪れるからにはぜひ戦争という悲惨な歴史にも目を向けてもらいたいと思っています。

ミッチーナーに残る慰霊碑

ミッチーナーへの行き方

ヤンゴンからミッチーナーへの行き方

ヤンゴンからミッチーナーへ行くには、飛行機を利用するのが一番便利です。エイジア・ウイングスという会社が月・火・水・木の週4便、エア・バガンは火・木・金・土の週4便、運行しています。またミャンマー航空は火・金・土の週3便運航しており、バガン、マンダレー経由の便もあります。

ヤンゴン空港の国内線(Domestic)ターミナル

直行便は所要時間がおよそ1時間30分で、マンダレーなどの経由便は所要時間がおよそ2時間30分くらいです。ミャンマー航空に関してはフライトのキャンセルやルート変更が頻発しているので注意が必要です。料金は約180~200ドル(20000~22000円ほど)です。

マンダレーからミッチーナーへの行き方

マンダレーからミッチーナーへ行くためには、飛行機か鉄道を利用することになります。 飛行機を利用する場合は、ヤンゴンからの経由便以外にエア・バガンが月曜の週1便のみ運行しており、8:45に出発してミッチーナーに9:55に到着します。料金は115ドル(13000円ほど)です。

マンダレーは空港も王宮風?笑

鉄道を利用する場合は、マンダレーも出発時刻が早朝、午前、夕方に設定されており、夕方だけ2本あるため、合計で4本となっています。運行予定によると所要時間は18~25時間となっていますが、頻繁に遅延が発生するためそれ以上かかることが多いです。

↑マンダレー駅(かっこいい…)

↑ミャンマーの長距離列車はみんなこれです。

料金は列車によって異なりますが、アッパークラスがおよそ20000K(1600円ほど)で、オーディナリークラスがおよそ10000K(800円ほど)です。

ミッチーナーの観光名所3選

ミッチーナー観光のポイント

ミッチーナーで色々な観光スポットを巡ると思いますが、まずはマーケットに行って街の雰囲気を知りましょう。駅からマーケットにかけては人通りや交通量もかなり多く、とても賑やかな様子が伝わってきます。昼間のマーケットは屋外だけではなく、屋内でもしているようなので探してみてくださいね。

ミッチーナーのマーケットの様子

活気がありますね

人で溢れかえっています

そして夜になるとお楽しみのナイトマーケットが始まります。道には屋台がたくさん出て、美味しい料理を食べることができます。ホテルで料理を食べるのも良いですが、時には街に繰り出して地元の職を体験してみましょう。

1スータウンピー・パゴダ(Hsu Taung Pye Pagoda)

入り口の様子

スータウンピー・パゴダは、ミッチーナーの街の北側にある寺院で、第2次世界大戦で亡くなった人々を弔うために2001年に日本人の寄付によって建立されました。中には大きな仏像が寝転んでおり、さらに新しい仏像が作られているとのことです。戦後およそ70年経ちましたが、当時の悲惨な状況を想像しながら、参拝するのがいいでしょう。

これが境内のパゴダです

2カチン州立民俗博物館(Kachin State Cultural Museum)

カチン州立民族博物館の外観

カチン州立民族博物館では、ミッチーナーを中心にカチン州に住むカチン族の文化や歴史が紹介されています。昔から人々が農業や音楽で使ってきた物が展示されていたり、カチン族の中でもさらに各民族ごとに別れている衣装がマネキンに着せられて展示されています。

民族衣装の様子

3ミッソン(Myitsone)

ミッソン川で水を汲むカチン族の女性

ミッソンはミッチーナーからは少し離れた川で、マリ川とマイン川が交わる渓流でもあり、かなり壮観な情景が見られるため観光客がよく訪れるところとしてあげられます。また、観光客のみならずミャンマー人もよく訪れるのですが、これはミャンマーでの内戦終結にあたり、ここミッソン停戦の調印が行われたためです。つまり彼らにとってもミッソンは大切な土地であるということです。食事をとれる場所もたくさんあるようなので、歴史に思いを馳せながらご飯を食べるのもいいですね。

広大な川ではボートが走っています

~まとめ~
いかがだったでしょうか。ミッチーナーはたくさんの少数民族が共存しており、また第二次大戦で戦地となったという点でも他の地域とは異なったポイントを持っています。そんなミッチーナーに、皆さんも是非一度訪れてみてください!