【簡単解説】シンガポールに鉄道で入国する流れ:越境から入国審査、荷物の手続きまで

東南アジアをはじめとする海外旅行の際、バスや徒歩で国境越えをすることはしばしばあるでしょう。しかし、今回は鉄道での国境越え(マレーシア→シンガポール)に焦点を当ててみました。一体どんな旅になるのでしょう?

鉄道で国境を越える

周囲を海に囲まれている国、日本。そんな日本に住む私たちは陸路を使った国境越えなんてできませんよね。それでも一度くらいは陸路で国境越えをしたい!という人におすすめなのがマレーシア・シンガポール間を鉄道で越えることです。

なぜ?と思う人もいるでしょうが、理由の一つには入国審査などの厳重さが関係あります。シンガポールは他の東南アジアの国々への入国と比べて審査が厳しいです。

ただパスポートを見せるだけではなく荷物検査まで行われるほどです。他の国々はどこかゆるい感じがあって、パスポートを見せて、気がついたら入国してた、なんてこともしばしばです(もちろんそれなりの手続きはありますよ笑)。

それに比べると、シンガポールは厳重な入国審査を行っており「国境を超えたという印象」を非常に強く受けます。だからこそマレーシア・シンガポール間の国境越えをおすすめします(個人的嗜好がかなり入ってしまいました笑)。

*シンガポールからマレーシアは?

この記事のテーマはマレーシアへ鉄道で入国する!というものになっていますが、逆のルートはどうなのでしょうか?結論から言うと、日によってどちらか一方のルートが非常に混雑します

これほど長蛇になることも。。。

 

その理由はマレーシアからシンガポールへは多くの人々が労働のために渡っているからです。まず、長期休みのはじめや週末には多くの出稼ぎ労働者がシンガポールからマレーシアへと戻るためそちらのルートがかなり混みます。一方で休みの最終日や週はじめには再び労働者がマレーシアからシンガポールに流入するため、そちらの入国審査が激混みします。

ヒェェ。。

従って大切なのは自分が国境を越えようとする日と越える向きが労働者の流れと合致していないか確かめることです。避けた方が快適に通れることは間違いありません。

国境越えの基本情報

今回紹介するのはマレーシアのジョホールバル(JBセントラル)駅からシンガポールのウッドランズ駅までの道のりです。両駅は国境越えのためだけにあるようなもので、所要時間5分、料金5RM(150円ほど)となっています。

JBセントラル駅です!

この距離です笑

ただこの鉄道は便数が少なく、およそ1時間10分間隔でしか運行されていません(下を参照)。また午前の時間帯はわずかに3本だけです。(所要時間は5分ほどなのになぜなんでしょう。。。)従って1本乗り遅れるとかなり予定を変更する必要が出てきます。時間に余裕を持って移動してください

出発時刻 5:00/ 9:50/ 11:20/ 12:50/ 14:20/ 15:30/ 16:40/ 17:50/ 19:00/ 20:10/ 21:20/ 22:20

入国の流れ

1、チケット購入

2、出国審査

3、乗車

4、シンガポールにて入国審査

5、荷物検査及び税関

6、到着

1シンガポール行きのチケットを購入する

マレーシアからシンガポールへと向かう際には、マレーシアのジョホールバル(JBセントラル)駅から乗るのがベストです。駅はバスターミナルや入出国審査場、ショッピングモールを併設した非常に複合的な施設になっています。そんなジョホールバル駅の3階に行くとチケット売り場があります。現地でのチケット購入は出発時刻の30分前からとなっており、非常に慌ただしいです。

またオンラインではマレー鉄道の公式ホームページから予約することもできます。その場合は

  1. 新しいアカウントの作成
  2. ログイン
  3. 出発地・目的地・出発時間を決めて絞り込み検索
  4. 便を選択
  5. 購入

と言う手順で進みます。

2出国審査

チケットを購入した後は出国審査があります。一定の時間になると3階にある専用ゲートが開くので、そこから入国審査場へと向かいます。基本的には前の乗客もしくは案内看板に基づいて進んでいけば大丈夫です。2階に降りると出国審査が行われます。といってもパスポートを確認して、出国印を押してもらえばそれで完了となります。

 

3乗車

出国審査後はさらにもう1階分降りて、1階の乗り場へと向かいます。ホームは広々としていますが、繁忙期には乗客で非常に混雑します。焦らずに電車に乗り込みましょう。

4シンガポールにて入国審査

電車に乗って5分もすれば、シンガポールのウッドランズ駅に到着です。本当にあっという間で、橋が渋滞時には横目に颯爽ととって行く快感を味わえるかもしれません(笑)。駅到着後、下車したらシンガポールの入国審査を受けます。順路に従って数進んだ入国審査場では、『パスポート』と『出入国カード』を提出します。出入国カードについてはカウンター近くなどに備え付けられているため、自分でとってボールペンで記入する必要があります。ボールペンは備え付けではないため、持って行くことをおすすめします。

空いているといいですね

5荷物検査及び税関

入国審査をパスした後は、持ち込む荷物のX線検査をして税関を通過します。まるで空港のようですが、実際バスであろうが飛行機であろうがシンガポール入国時には厳しい持ち物検査を受けることになります。陸路で他国とつながっていない日本人の感覚からしたら少し不思議かもしれませんね。ちなみに他の東南アジアの国も陸路国境でここまでするところはありません。

そして荷物検査後には税関で持ち込み物への課税が行われます。非課税の対象者は緑のゲートを課税の対象者は赤のゲートを進むことになっています。ちなみに申告せずに隠し持って入ると、バレた場合にかなり高額な罰金が科せられます。(しばしば抜き打ちチェックを行なっているようです。)

税関の落とし穴

税関にかかるものをチェックする際に最も気をつけなければならないのは、『タバコ』と『ガム』は注意が必要です。タバコは1本からでも税金がかかりますし、ガムはそもそも持ち込みが禁止されています。また最近はやりの電子タバコも持ち込み禁止となっています。仮にタバコ1箱(20本)無申告での持ち込みが発覚した場合は、500シンガポールドル(約40000円)もの罰金が課せられます。またシンガポールで販売されているタバコには全て納税の印が押されているため、街中などで警官に持ち込んだ無印のタバコを指摘されたら税を支払ったレシートを提示する必要があります。そのため税支払い後のレシートは無くさないようにしてくださいね

ガムはアウトです!

6到着、駅から

税関を通れば無事入国完了です。駅には一部日本語での表示もされており、道に迷うこともそうそうないでしょう。ちなみに市街地に行くには

・バス乗り場、170からリトル・インディア行きに乗る

・MRTでクランジ駅へ向かう

という2つのルートがあります。

まとめ

いかがでしたか。鉄道を使って国境越えと言いつつもわずか5分足らずの旅となっており意外に思った人もいるのではないでしょうか。ただせっかくの海外旅行なので色々な体験をしてみることをおすすめします(笑)。