【緑のオアシス】フォート・カニング・パーク歴史や見所を簡単解説!『都会の中で癒される』

シンガポールの緑のオアシス、フォート・カニング・パーク。実は意外にも、600年以上の歴史の名残を伝える遺構や展示施設のある見所たっぷりなスポットなんです。

今回はそんなフォート・カニング・パークの歴史、見どころ、行き方などを徹底紹介します!

フォート・カニング・パークとは

フォート・カニング・パークは高層ビルの立ち並ぶシンガポールの街中にこつ然と現れる緑ゆたかな歴史公園です。園内にはシティエリアで最も高い丘であるフォート・カニング・ヒルや数々の歴史的建造物、多用途に使われる公園などが広がります。

公園ではシェイクスピアなどの演劇や各種映画の上映、音楽フェスティバル、カーニバルなどが開催され、芸術・文化活動の中心になっています。また市民の憩いの場としても使われ、早朝から太極拳をする人やピクニックする家族などもよく見られます。

ネオン・ライト音楽フェスティバルの様子。

フォート・カニング・ヒルの歴史

19世紀の姿。

フォート・カニング・ヒルの歴史は古く、古代シンガポールの王たちの魂が根付く墓所だという伝説が残っています。

また、14世紀ころのシンガポールを治めていたマレーシアの王族はフォート・カニング・パークに居城を構えていました。これらの事情からこの地は「禁じられた丘(Bukit Larangan、Forbidden Hill)」と呼ばれ、人々は許可がなければ立ち入ることができませんでした。

14世紀のシンガポール王、イスカンダー・シャーの墓と伝えられる遺跡。

時は下り19世紀、シンガポールの植民地統治を始めたラッフルズはフォート・カニング・ヒルに邸宅を構えました。邸宅はその後橙のシンガポール総督の居所となり、統治の中心として機能したため「ガバメント・パーク」と呼ばれるようになりました。

19世紀のシンガポールの地図。真ん中の緑の部分がこのパークです。

ラッフルズ邸の複製。

その後1865年に「フォート・カニング」と呼ばれる城塞が建てられ、フォート・カニング・パークという名前が定着していきました。

フォート・カニング・ゲート。要塞の遺構で、がっしりした造りです

また、第二次世界大戦中には、司令部として機能した「バトル・ボックス」が建設されました。バトル・ボックスはイギリス軍が日本軍への降伏を決定した場所でもあり、歴史が転換した舞台だと言えます。

パークの見どころ

バトル・ボックス

日本軍の上陸からわずか2週間足らずで下されたイギリス軍降伏の決断は、時の首相チャーチルをして「英国史上最悪の災害であり最大の降伏だ」と言わしめたほど、イギリスに大きな衝撃を与えたものでした。現在バトル・ボックスはその背景に何があったのかを明らかにする博物館としてリフォームされ、イギリス軍がどのように崩壊したのか、この司令部はどのように機能したのかを解説しています。

入り口の様子。

バトルボックスに入るには予約制ガイドツアーに参加する必要があります。バトル・ボックス・ビジター・センターにて予約してください。ツアーの詳細は以下の通りです。

 ストラテジー&サレンダー

所要時間:1時間15分

料金:大人18$、子供(7〜12歳)9$

開始時間:1.30pm、2.45pm、4.00pm(月曜、祝日)

9.45am、11.00am、1.30pm、2.45pm、4.00pm(火曜〜日曜、祝祭日)

グレイブズ、ガン&バトルズ

所要時間:2時間半

料金:大人32$、子供15$

時間帯:2:00pm(月曜・木曜、ただし祝祭日を除く)

9ポンド砲

9ポンド砲は19世紀ごろフォート・カニングがシンガポール防衛の任務を担っていた頃から、シンガポール海峡に照準を向け続けてきました。9ポンド(4キログラム)の砲弾を撃ち出す性能を持っており、当時の軍艦を破壊するのに十分な威力を備えています。

鉄製の重厚感がある造りです。

現在はただのモニュメントとなっていますが、その勇姿は男心をくすぐります。

ファビュラス・ベイカー・ボーイで優雅にカフェを♪

ファビュラス・ベイカー・ボーイはパークのクラークキー側にあるカフェです。

コーヒーなどのドリンクやちょっとした軽食が食べられるので、パークを散策して小腹が空いた時にぴったりです。

店内の様子。

様々な種類のケーキも売っています。

 

ファビュラス・ベイカー・ボーイの基本情報

・営業時間:8:30〜18:00

・休業日:月曜

 

・問い合わせ電話:+65 6694 8336

・公式サイト:https://www.thefabulousbakerboy.com/

・場所:

フォート・カニング・パークの基本情報&行き方

ここで、軽くフォート・カニング・パークの基本情報と行き方をまとめておきます。

フォート・カニング・パークの基本情報

・営業時間:24時間

・休業日:なし

・料金:無料(バトルボックスは別途入場料が必要)

・観光所要時間:1時間半〜2時間半

・問い合わせ電話:+65 1800 471 7300

・公式サイト:https://www.nparks.gov.sg/gardens-parks-and-nature/parks-and-nature-reserves/fort-canning-park

・場所:

フォート・カニング・パークへの行き方

パークへ行くにはMRTを利用しましょう。

  • クラーク・キー駅:出口Eを出て徒歩6分です。ルートは下の地図を参考にしてください。

  • ドービー・ゴート駅:出口Bをでて徒歩5分です。ルートは下の地図を参考にしてください。

まとめ

いかがでしたか。フォート・カニング・パークは緑がたっぷりでしっかりと見所もあるので、かなりおすすめの観光スポットです。歩いて10分以内の範囲にナショナル・ギャラリー・シンガポール切手博物館アジア文明博物館などの興味深い博物館・美術館があるので、これらも合わせて訪れてみてくださいね。