【ラック・ムアン(市の柱)を観光しよう】バンコクの基準点:見所と歴史を簡単解説![2018年]

バンコクの基準点」として、市民の信仰の対象となっている「ラック・ムアン」。

今回はラック・ムアンの歴史、内部の様子、行き方など、ラック・ムアン観光の全てを紹介します!

ラック・ムアンとは

ラック・ムアンは1782年4月21日午前6時45分にラーマ1世によって建てられて柱です。

なぜここまで建設時期が明確に分かるかというと、この日とこの時間が吉日かつ吉時間だったからです。というのも、当時バンコクはこれといった建造物がない街で、街づくりをする際に「街の基準点となる柱を作る」というのが、当時のタイの風習だったので、縁起の良い日、時間に建てる必要があったのです。

現在では寺院では2本の柱に加え、タイ舞踊も見学することができます。静かな雰囲気で観光客は少なく、現地の参拝客約1,000人が毎日訪れ、奉仕を行い、願いをお祈りしています。

ラック・ムアンの歴史

ラーマ1世 出典:Wikipedia

先程紹介したように、ラック・ムアンの歴史は1782年まで遡ります。占星術に詳しかったラーマ1世が吉日、吉時間にラック・ムアンの戴冠式を行いました。現在は柱は2本ですが、当時は柱は1本だけでした。この柱はバンコクの発展を祈念するだけでなく、タイで「勝利の木」を意味するシナニッケイの木から作られ、ビルマとの戦いの際に兵士の士気をあげるための式典でも使用されました。

その後タイは戦争で勝利を重ね、ラーマ2世、ラーマ3世の時代にもチャンタブリーやカンボジアのバッタンバンに同様にラック・ムアンを建立していきました。そして、ラーマ4世の時代に彼が列国の植民地化に対抗するための象徴として第2の柱をバンコクに建立しました。

長い柱がラーマ1世の時に作られた初代の柱で、短い柱がラーマ4世の時に作られた柱です。

長い方がラーマ1世が建てた柱です。

コラム〜ラック・ムアンはタイ中にいっぱい??〜

ラーマ1世によってはじめて建立されたラック・ムアンですが、街を作る際の基準点としてや、戦争の士気をあげるのを目的にタイ各地でラック・ムアンがあります。タイ各地のラック・ムアンを観光してみる、というのも面白いかもしれませんね。

ラック・ムアンは基本的に寺院の一部の施設ですが、とりわけ面白いのがスパンブリにある「スパンブリ寺院」です。この寺院は「ドラゴン寺」とも呼ばれており、見た目がテーマパークかと思うくらい大迫力です。

スパンブリ寺院のドラゴン

タイ各地にワット・ルアンがあります。出典:Google Map

寺院を回ってみよう!

ラックムアンのある建物は四方に開口部を持つ、正方形の建物です。部屋の中央にはこれまでにも紹介してきた2本の金柱に加え、6本のゾウの牙があります。

金の柵の内側には地面からゾウの牙が立っています。

さらに、ラックムアンのあるシティピラー神社内には、仏像が祀られているシンプルな祭壇があります。こちらでは参拝者が祈り、食べ物や花を捧げています。

仏像が祀られています。

シンプルなデザインの祭壇

周囲は大人気観光地で賑やか!

ラック・ムアンの目の前は、「ラチャダモーエン通り」が通っています。この通りを介して、ラック・ムアンの反対側にはサナームルアンとワットプラケオがあります。

どちらも、大人気観光地で毎日人で溢れています。現地の人が訪れる、ラック・ムアンとは対称的な様子が見られます。ワットプラケオなどを観光した後に、人混みに疲れたらここに来るのがベストです。

サナームルアン

因みにラック・ムアンを夜に訪れると、寺院周辺がライトアップされています。綺麗な色で光っていて、見応えアリです。

ライトアップされたラック・ムアン周辺

ラック・ムアンへの行き方

ラック・ムアンは大人気観光地に囲まれたところにあるので、市内バスなどが充実しており困ることはないでしょう。

ワットプラケオを東側から出て、交差点まで北に進んでいき、交差点の北東部に見えるのがラック・ムアンです。徒歩1,2分です。

ラック・ムアンの基本情報

  • 営業時間:6:30~18:30
  • 営業日:年中無休
  • 入場料:無料
  • 電話番号:なし
  • 観光時間目安:30分
  • 場所

まとめ

いかがでしたか。小さい柱ですが、バンコクの基準点として機能し続けたラック・ムアン。今も現地の人にとっては信仰の対象であることには変わりません。ぜひ訪れてみてください!