【徹底紹介】カオダイ教の総本山『タイニン』の観光情報とアクセス:バーデン山も

住民のほとんどが新興宗教「カオダイ教」の信者である街、タイニン。

今回はそのミステリアスなベールを剥がすべく、カオダイ教を徹底解説

さらに、もうひとつの見所バーデン山や、タイニンへのアクセスについても紹介します!

タイニンとは

タイニンは、『カオダイ教』という新興宗教で独自の発展を遂げている人口15万人ほどの街です。

日本人の多くは新興宗教というワードに良いイメージを持っていないかもしれません。しかし、カオダイ教は全く反社会的ではないので安心してください

タイニンは州全体としてカオダイ教を信仰しており、なんと、州の住民の70%がカオダイ教の信者なんです。「カオダイ教の街」という呼び方がぴったりですね。

謎の教団、カオダイ教とは

カオダイ教が創始者ゴ・ミン・チエンによって信仰が始まったのは、20世紀初頭です。このカオダイ教は、なんと仏教、キリスト教、イスラム教、儒教、道教の混合宗教なんです。

カオダイとは道教の最高神である玉皇上帝であり、その目玉がカオダイ教のシンボルとなっています。

世界各地の偉人・聖人を取り入れているのがわかります。

さらにはビクトルユゴーやソクラテスなど宗教とはあまり関係無さそうな人も聖人とされています。そして、祀られている対象のトップに、カオダイが君臨していると考えられています。

つまり、地球上の宗教の統一的な役割をカオダイが担っているという考え方に基づいた宗教なんです。

カオダイ教の力はどのくらいか

なんと、近代までカオダイ教には教団の軍隊が存在していました。兵士の数は2万5000を超え、なんと軍需工場まで持っていたんです。

時はベトナム戦争に戻ります。

南ベトナムでは、アメリカ支援のゴ・ディン・ジエム政権が強力な影響力を持っていました。このキリスト教的な政権に対して抵抗したのが、カオダイ教なんです。カオダイ教の軍隊の活躍はゴ・ディン・ジエム政権打倒に大きな役割を果たしました。

一新興宗教が実力で米国が支援する政権に抵抗するなんて、よほど強固な信仰と結びつきがないとできるはずがありませんよね。それだけカオダイ教は強固な教団なのでしょう。

20世紀少年?シンボルマークに込められた意味とは?

上の写真を見てください!カオダイ教には「天眼」と言う名のシンボルがあります。なんか「20世紀少年」に出てくるマークにとて押していると思いませんか(笑)?

20世紀少年に出てくる「ともだち」のシンボル。似てますね〜

もちろん20世紀少年は無関係ですが、この眼にはある思いが込められています。

それはカオダイ教の根本原理とも関係してくるのですが、「宇宙から全てを見ている」と言う意味です。

様々な宗教の統一的役割を主張するカオダイ教にふさわしいシンボルと言えるのではないでしょうか。

カオダイ教寺院

カオダイ教の総本山が、ここタイニンにあるカオダイ教寺院です。

見た目は、非常に明るい色が目立ちます。入り口には豚のような鼻を持つ?獅子が堂々とした様子で睨みつけています。そして寺院内部に入っていくと、大きなホールが目に入ってきます。

凛々しいライオン。

礼拝を行うホールはキリスト教テイストな建築になっています。

ホールの天井には空が描かれており、なにやら蛇みたいなものがうじゃうじゃ集まった雲もあります。他にもピンクの龍が柱に巻き付いていたりと、なんとも奇妙な光景が続きます。

派手な内装とシンプルな僧衣の対比が印象的。

 信者は一日4回このホールでお祈りをします。観光客は素足になれば寺院の中に入って礼拝を見学することもでき流ようになっています。

バーデン山

バーデン山とは

タイニンのもうひとつの見所、それが『バーデン山』です。

バーデン山は標高1000メートルほどのメコンデルタで最も高い山。かつてベトナム戦争の際にはゲリラ軍の拠点として使われていましたが、現在はかなり観光整備が進みました。

中腹にあるお寺。立派ですね!

山の中腹にはお寺があるほか、売店やお土産屋さんも充実しています。ちょっと運動がてら登って見るのはいかがでしょう?

ロープウェーで登りスライダーで下る!

バーデン山は

体力に自信がないけど上まで行きたいよ〜

という人にもおすすめ!なんとロープーウェーが通っているんです。

大自然を駆け抜けるのは気分爽快!

そして帰りはなんとなんとスライダー(そりみたいなやつです)を利用できます。なかなかの迫力がある、一押しアクティビティですよ。

バーデン山でプチ登山!

バーデン山はトレッキングをしに来る人も非常に多いんです。ロープーウェーで上がったところからさらに登っていく訳ですが、道無き道を進むといった具合に野生感満載の登山を楽しめます。

ちょっとした冒険気分が味わえます。

山頂から眺める景色は絶景というより、全てが米粒のようにしか見えません(笑)。

タイニンへの行き方

バスを使う場合

ホーチミンからタイニンへ行くには、まずはホーチミン市内からアンスーンバスターミナルへと移動します。

↑アンスーンバスターミナルはこちら!

その後タイニン行きのバスに乗り換えると、タイニンまで連れていってもらえます。(所要時間:計 3時間 料金:350円

ツアーに参加する場合

ホーチミンからツアーで行くのも良いでしょう。

ベトナムは観光客が非常に多く、ツアーもたくさん組まれています。相場がわからないタクシーなどに個人で乗るよりもツアーで行った方が安心です

まとめ

いかがでしたか。タイニンはカオダイ教という唯一無二の特徴を持っています。特に寺院は大変ユニークなので、ぜひ見学に行ってみてくださいね!