【簡単解説】ニャチャン近郊の観光情報:『クイニョン』と『ファンラン-タップチャム』へ行こう!

ニャチャン観光のアクセントとして欠かせないのがクイニョンとファンラン−タップチャムの2つの都市。リゾート地クイニョンで海の香りに癒されたり、チャンパ王国の遺跡が残るファンランータップチャムで雄大な歴史の流れに触れてみたり。ここでしかできない極上の体験があなたを待っています!

クイニョンまで足を伸ばしてみよう(Quy Nhơn)

南シナ海に面する港町、クイニョン。のどかな空気の中で美しいビーチを楽しめる事で人気です。特に国内ではリゾート地として有名で、多くの人々が羽を休めにやってきます。街を一歩離れるとチャンパ朝の遺跡が多数残っており、その栄光をしのぶ事ができます。しかし現在は急ピッチで開発が進んでおり、「のどかな田舎町」というイメージも長くはないかも。今のうちにクイニョンの穏やかな空気を楽しんでくださいね^^

クイニョンへの行き方

クイニョンへは飛行機かバスで行くのが一般的。ホーチミンやハノイなど距離がかなり長い都市から行く場合は飛行機がオススメです。ホーチミンからは1時間10分、ハノイからは1時間40分ほどでクイニョンに到着します。クイニョン空港から市街地までは結構遠いのでタクシーなどを利用しましょう。

ニャチャンから行くならバスを使うのがオススメ。所要時間は4時間ほどなので、ニャチャンから足を伸ばしてクイニョンに一泊、というプランを立ててみませんか?

ファンラン-タップチャムまで足を伸ばしてみよう

ニャチャンからバスで3時間ほどのところにあるファンラン−タップチャムは、遺跡とビーチが有名な穏やかな田舎町です。ファンラン~タップチャムとはチャム族にちなんだ町名ですが、その名の通りこの町はチャム族に深いゆかりがあります。この町はかつてチャム族の王朝、チャンパ王国の衰亡期の首都があり、王国の繁栄の名残と衰退の様子とを現在まで残しています。今では、繁栄を伝えるポー・クラン・ラガイや衰退を映し出すポー・ロメなどの遺跡観光の拠点として発展を続けています。

ちなみに、今でも多くのチャム族が生活しているので、観光の際郊外に出かけたら道ゆく彼らの姿を見かけることもあるでしょう。チャム族はキン人(ベトナムの多数民族)とは異なる白いターバン・変形ズボン・3種類の色の服をきているので一目でわかりますよ。

ファンラン-タップチャムで絶対行きたい観光名所5選!

1ニンチュウ・ビーチ(Bãi Biển Ninh Chữ/Ninh Chu Beach)

ファンランにきたら外せないのがこのニンチュウ・ビーチ。海辺にはプライベートビーチを擁するリゾートホテルが並びます、海水はかなりの透明度で、とってもキレイ。人気の少ないビーチを独占するなんていう贅沢を堪能できちゃいます。

ただし、毎日快晴が続くファンランでは日中に泳ぐのはやめておいた方が良いかも。照りつける南国の日差しにあっという間にお肌が焼けてしまいます。現地の住民は明け方から1時間、太陽の光がまだ弱い時間帯に泳ぐようですよ。

2ファンラン・ビーチ

休日ゆったりくつろぐのにぴったりなファンラン・ビーチ。このビーチも訪れるなら朝がオススメ。砂浜からぞむ朝日は絶景です。浜辺には屋台もあり、新鮮な海産物の焼き物などが売っています。とっても美味しい焼き物を食べながら浜辺でのんびりする休日。最高ですね!

3羊牧場

ベトナムで羊牧場だなんて変な感じがしますよね。毛のなが〜い羊にとって年中蒸し暑いベトナムはとっても住みづらそう。でも、ここファンランは乾季が9ヶ月も続くベトナム一乾燥した地域なんです。意外にも羊にとって過ごしやすいところだったんですね。ファンラン市街地でバイクタクシーなどを拾って「羊牧場に行きたい」といえば、街中から7キロほど離れたホアチェン牧場に連れて行ってもらえるはず。牧場に着いたらスタッフの人に放牧場の場所を訪ね、ぶらぶら観光しましょう。近くにはぶどう農場もあり、ぶどう狩りやワインの試飲などが楽しめるようですよ。

4ポー・クロン・ガライ(Pô Klong Garai / Po Klong Garai Cham Temple Towers)

ファンラン−タップチャムでいちばんの見所がこのポー・クロン・ガライ。14世紀に建造されたこの遺跡は精巧なレリーフや緻密な建築、手の込んだ装飾などが印象的です。チャンパ王国の最後の輝きを今尚残す、素晴らしいポー・クロン・ガライの見所は主祠堂の外壁に掘られているシヴァ神像と、その内部に奉納されているムカリンガ。六本の腕を持つシヴァ神像はムカリンガとは男性器の象徴である「リンガ」と王の像が一体化した像のことで、王とシヴァ神が一体化したことを示すと言い、女性器の象徴「ヨニ」の上に載っています。

現在もこの遺跡は人々の信仰の場であり、祠堂の入り口にあるナンディン(聖なる牡牛、シヴァ神の乗り物)の像の前にはお供え物が絶えません。

小高い丘の上にある遺跡からは、赤茶けた大地と緑鮮やかな灌木、晴れ渡る青空が織りなす見事な風景が広がっています。遺跡だけではなく周りの風景も堪能してくださいね。

5ポー・ロメ(Pô Romê/Po Rome Tower)

チャンパ朝終末期に建てられたポー・ロメ遺跡。この遺跡は2013年まで修復工事を行なっていましたが、現在は再び見学できるようになりました。全体的なデザインはポー・クロン・ラガイに似ていますが、装飾の精巧さやレンガの積まれ方などから完成度は遠く及ばないことが見て取れます。王朝が衰退していったことがこんなところに表れているんですね。祠堂の内部は普段は鍵がかかっていますが、管理人にチップを渡せば中まで見学する事が可能です。中にはチャンパ朝最後の王、ポー・ロメ王のレリーフが置いてあり、薄暗い室内の雰囲気と相まって歴史の重みをビンビンに感じられます。是非ポー・ロメ遺跡で滅びゆく末期のチャンパ朝へ思いを馳せてみてください!

ファンラン-タップチャムへの行き方

ファンラン−タップチャムへ行くには列車かバスを利用します。ホーチミンもニャチャンもバスと列車の両方を利用できるので、旅程や予算との兼ね合いでどちらを使うか決めることになります。

ホーチミンから行く場合は、サイゴン駅から運行している列車を利用するのがメジャー。早朝から夜まで1日10便運行しています。バスでも行くことはでき、ニャチャン行きの便を途中下車することになります。

ニャチャンから行く場合は、バスで行くのが主流です。早朝から夕方まで多数便がありますし、所要時間も約3時間とそれほどかかりません。料金は5万五千ドンからです。列車は午前中から夜まで1日10便出ています。こちらの方が時間はかからないので、時間に余裕がない場合はオススメです。